アイスコーヒーを真夜中に飲み干す

例えば、地球のことを知らない宇宙人に「作戦」を説明するとしたら、どうやって説明する?「上司」の性質とか、ううん、そもそもこの世界のことから説明するかもしれないね。

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風の強い週末の夜は窓から

セミ鳴き声もやんだ夏の晩。
少年は縁側に座り、スイカをかじっていた。
かじっては西瓜のタネを庭に向かって吐いていると、ときには種がうまく飛ばずに、自分の足に落ちたりしていた。
隣に置いている蚊取り線香の匂いと、うちわで扇ぐ蒸し返す夜、それから西瓜の味。
少年はそれらを堪能しつつ、明日は何をして遊ぼうか、と思っていた。

天気の良い土曜の日没に熱燗を
遠くの生家に住んでいるお母さんも孫用として、めっちゃ多量に手作りのものを仕立てて届けてくれている。
キティーちゃんが大変好きだと言ったら、話したキャラの生地で、裁縫してくれたが、縫物用の布の購入価格がすごく高額できっきょうしていた。
縫物の為の生地は縦、横、キャラクターものだと上、下も方向があるので面倒だそうだ。
だけど、しかし、豊富に、裁縫してくれて、送ってくれた。
孫娘は大変愛らしいのだろう。

雨が降る週末の午前は立ちっぱなしで

さやかちゃんは見た目はおとなしそうに見られるらしいけど、かなりアクティブな女性。
愛しの旦那様と、1歳になるけんちゃんと、3人暮らしで、エスニック料理店の向かいのマンションに住んでいる。
正社員の仕事も子育ても完璧にこなして、かなり忙しいけれど、時間の使い方は上手。
ちょっとでも時間があれば、今日会える?など絶対メールを入れてくれる。
私は喜んで桃ゼリーを買って、さやかちゃんのお宅に遊びに行く。

騒がしく熱弁する友達と横殴りの雪
普段、アパートで個人的に行えるような仕事して、たまに声があるとプロジェクトでの仕事に出る。
たった、稀にだけど、めちゃくちゃ億劫に感じて仕方ない。
いっそ引き受けるの辞めてしまおうなど。
行くと頑張るけれど、大勢のメンバーに囲まれて、プロジェクトで業務をするのは難題だ。
そう友人に話すと、言いたいことは分からなくない、と言って、クスクス笑っていた。

前のめりで叫ぶあいつと夕立

此の程、子が外で遊ばない。
暑すぎるからか、部屋で遊べるものがとてももらってふえたからか。
ある程度前までは、とても運動場に遊びに行きたがっていたのに、このごろは、ちょっとも出かけたがらない。
なんというか、男親としては、現在困ることもないので、気にしてはいないが、だけど妻は少しは考えている。
けれど、暑い場所で遊ばせるのも心配だ。

息もつかさずダンスするあいつと公園の噴水
大好きな音楽家はいっぱい居るけど、ここ最近は洋楽ばかり聞いていた。
でも、国内の音楽家の中から、好みなのがチャラだ。
charaは多くの楽曲を出している。
人気がある曲なのは、シャーロットの贈り物、ミルク、VIOLET BLUEなどなど。
国内さまざまな音楽家が知られているが彼女はCHARAは周りに負けない個性がぴかっと見える。
この国には、世界で仕事をするアーティストも数多くいるが、charaも人気が出るような気がする。
あたしなんで抱きしめたいんだろう?「あたしを無人島に持って行って」
こんな題名が考え出されることにビックリする。
だいたい作詞作曲も兼ねていて、個人的には、クリエイティブでカリスマな才能がある存在だ。
ジュディマリのyukiとコラボしてトップ10入りした、「愛の火、3つ、オレンジ」も、心に残っている。
カッコよかったから。
誰しも一度は思う、思われたい感じの事柄を、上手に一言で表現している。
キャッチフレーズコンテストなんかに入賞されそうだ。

悲しそうに叫ぶ家族と紅葉の山

読書をするのは趣味の一つだけど全ての本が好きなわけではない。
江國香織の文章に凄く魅力を感じる
もう何年も同じ作品を読み進めているほどだ。
主人公の梨果は、8年を共にした恋人の健吾と別れてしまうが、その引き金である華子と一緒に暮らすようになるというとても奇妙な内容だ。
とにかくラストは衝撃的で、大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで振り返ると「確かに、そうなるかもしれないな」という感じがする。
との上、言葉の選び方や登場させる音楽、物など、魅力を感じる。
ミリンダが飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽がでてくるとついついCDをかけてしまう。
ワードのチョイスの仕方が得意なのだ。
それ以外にも、ピンクグレープフルーツそっくりの月...といった表現がどこから飛び出してくるのだろう。
そんな文章に魅力を感じて、夜に何度もおなじ江國香織の作品を読んでしまう。
好きな作家さんの本との夜遅くの時間が夜更かしの原因なんだと思う。

風の強い火曜の夕暮れはお菓子作り
笑った顔って綺麗だなーと感じるので、何があっても笑顔で過ごせるように心がけている。
なるべく、時と場合を考えて。
けれど、他人に押し付けてはダメ。
つまり、一括では言えないけれど個人的な考えとして。
先ほどまで真顔で一生懸命に働いていた人が、笑顔になったその瞬間。
もう、大好き。
笑いじわできる人が大好き!という友達。
気持ちも分かるかもしれない。

熱中して自転車をこぐあなたと冷たい肉まん

防波堤の近くに私たち家族は、家があり暮らしているので、地震津波を祖母が危惧している。
ことのほか大地震後は、どれくらい海から離れているのかとか高台は周辺に存在するのかとか語る。
妻と俺だって心配だけど、しかし、造作なく新しい家も見つかるわけではない。
だけれども、しかし、確かに大津波がやってくるとなってしまった場合に逃げる道筋を確定していないとと思う、しかし、湾沿いしか近くに道路がないので、今回、あらためて想像したら危険だと理解できた。

ゆったりと自転車をこぐ姉ちゃんと電子レンジ
今日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、ボールを使ったスポーツが苦手だったので、不機嫌そうに運動着を着ていた。
きっと今日は、運動は何でもこなすケンイチ君ばかり注目を集めることになるはずだ。
今日はきっと、運動神経のいいケンイチ君ばかり活躍するのだろう。
そうなると、少年の愛しいフーコちゃんは、ケンイチ君がヒーローになるところを見るなるのだろう。
少年は空を仰いで体操帽子をかぶると、運動場へ歩いていった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君ではなく、少年のことをチラチラ見ていたのを、少年は気付かなかった。